君の名は

 

 

 

朝、目が覚めると、なぜか泣いている。

そういうことが、時々ある。

 

 

 

見ていたはずの夢は、いつも思い出せない。

ただ・・・
ただ・・・なにかが消えてしまったという感覚だけが、目覚めてからも長く残る。

 

 

 

 

ずっと何かを・・・誰かを・・・探している。

そういう気持ちに取り憑かれたのは、たぶんあの日から。

 

 

 

 

 

瀧くんの話はまぁ置いといて、

 

 

昔好きだった人が夢枕に立つというお悩みを受けたのでね

 

 

 

私も子供の頃好きだった子はいまだに夢に出ます

それなりに成長したお姿で

もはや亡霊です

 

 

付き合った訳でもなく触れてもいないのに

摩訶不思議

 

 

もう日常生活では思い出しすらしない

でも夢には定期的に出ていらっしゃる

 

 

 

これはまだその子のことを想っているから?

 

 

いや

 

 

相手が私のことを想ってくれているから夢に出るのでは…??

 

 

 

「いかばかり 思ひけめかも しきたへの 枕片去る 夢に見え来し」

万葉集で言うてますしね。湯原王の嫁さんがね。

 

 

 

そう、我々は両想いだったのだ

彼女は私を忘れられないから夢で会いに来るんだ

違いない

 

 

 

 

という妄想を繰り広げる10月初旬

人肌とか恋しくなっちゃう季節だからそんな夢も見るんじゃない?

お悩み解決しました?

 

 

 

あ、件の子はもう結婚してるのでそんなメルヘン奈良時代チックな展開は

 

 

無いです(血涙)